WEBライターがきつい8つの理由はウソ?現役ライターがぶっちゃけ解説

WEBライターがきつい8つの理由はウソ?現役ライターがぶっちゃけ解説

いつでもどこでも仕事ができる人気の職業、Webライターですが、巷では「Webライターはきついんでしょ?」「Webライターきつくてやめた」などの声が多く発信されています。

この記事にたどり着いたあなたも、「Webライターのどんなところがきついか?」について、気になっているのではないでしょうか?

確かにWebライターは楽ではないのかもしれませんが、「きつい」を乗り越えた先には、大きな実りが待っている仕事です。

そこで、この記事では、Webライター暦4年の私が、Webライターがきついと言われる理由ときついはウソ?について解説していきます。

WEBライターをこれからやる人も、今後続けていくか迷っている人も、ぜひご一読ください。

Webライターがきつい、辛いと言われる理由

Webライターがきつい理由

まずは、Webライターのどんなところがきついのか?についてお話ししていきます。

クラウドソーシングの応募が全然通らない

未経験や初心者Webライターの多くが、クラウドソーシング応募通らない問題に直面します。クライドソーシングとは、仕事を募集するクライアントと仕事を探すフリーランスをつなぐサービスです。

ライター未経験でも応募しやすい案件も多く、初心者がWebライターとして実績を積み上げる環境が整っています。

しかし…クラウドソーシングで「案件に何度応募しても、全く通らない!」といった声を多く聞きます。人気の案件には、実績のあるライターも応募しますから、初心者・未経験では太刀打ちできないきつさがあります。

1案件に対し、100人以上が、採用数はたったの3人という求人がザラにあります。応募が通らなければ、仕事がない状態です。

ここがつらくて、「Webライター稼げない…」とやめてしまう方も少なくありません。

応募を通すためには?

対処法は、まずプロフィールの充実させましょう。できれば写真掲載、無理ならアイコンでも構いません。プロフィール項目は全て埋めて、得意ジャンルは細かく書きましょう。

また、納期や稼働日数、納品を守るなど当たり前と思われることもしっかり記入します。

案件を見つけたら、とにかく早めに応募しましょう。採用者を見つけたら、打ち切ってしまう可能性もあります。また、応募するときは、テンプレートのような文章ではなくクライアントに響くメッセージを送ります。募集しているテーマにどれだけ関わったか?どのような記事をいつまでに納品できるかなど書いてください。

さらに、どうしてもその案件やクライアントとの実績が欲しいときは、少し安めの値段で提案するのもおすすめです。例えば、3000文字、3000円で募集している場合、2700円で受けます!など、提案してみましょう。この提案は、意外と取れることが多いです。

低単価の案件に消耗する

低単価の案件、きついですよね。

初心者ライターの報酬は、1文字0.3円〜高くて1円くらいです。

1文字0.5円で3,000字の記事を書けば、報酬は1500円ですよね。書き上げるのに4時間かかると時給は375円になります。

「何時間もかけてやっと書き終わってもたったこれだけしか稼げないの?絶望…」これが、Webライターを挫折する1番の理由ではないでしょうか。

しかも、低単価の案件は、まだ仕事に慣れていないWebライター初心者に多く、書いても書いても稼げない毎日はまさに修行僧のようです。

私もWebライター初めてすぐの頃は、時給を考えないようにしていました。考えると、絶望感に苛まれるほど低単価だったからです。

ただ、このきつい時期は、個人差はあれどだいたい3ヶ月くらいで抜けていきます。ライティングは筋トレと同じで最初はきついのですが、続けるほど慣れていきます。

書くのが早くなれば、低単価でも案件数をこなせるようになり、単価が上がることも多いです。きっちり書き続けて5ヶ月も過ぎれば、安定して稼げることも少なくありません。

書くのに時間がかかる

初心者や未経験者だと、1記事書き終えるのに何時間かかるでしょうか。最初の1記事は私も3日かかりました。時間をかけてやっと書き終えても、先述した通り低単価。

「何やってんだろう」という気持ちになります。

Webライターの仕事は、ただ書くだけじゃなくテーマに沿ったリサーチの時間も必要です。全く知らないジャンルだと、リサーチにも執筆にも時間がかかり途中で投げ出したくなることもよくありました。

しかし、これも3ヶ月ほど続ければ慣れていきます!私も最初は、リサーチに2時間以上、1時間に1000文字書ければいい方でした。それが、今では複数の案件を空き時間に一気にリサーチし、得意ジャンルであれば1時間に2500文字はかけるようになっています。

1文字1円とすれば、時給は2500円です。

案件をこなせばこなすほど、自分の中に知識が積み上がり、広く浅く、様々なジャンルをかけるようになるのです。

それでも書くのに時間がかかる場合は、できるだけ得意なジャンルに絞って案件をとったり、体験談やレビュー記事から攻めるのもおすすめです。

仕事が継続しない

Webライターの仕事は書いてなんぼの世界なので、継続して案件があることが理想です。しかし、クラウドソーシングで単発の仕事を受けている場合、執筆しながら、常に他の案件にも応募し続ける必要があります。

また、継続してもらっていた仕事が、クライアントの都合で突然終了になることも多いです。「急に仕事がなくなる」「単発の仕事ばかりで不安」なのもWebライターのきつさです。

クラウドソーシングに疲弊したら、ライター募集をしている企業に直接応募することで解決します。

例えば、記事作成代行会社や、自社でメディアを持つ会社です。探せば、ライター募集している会社が多く見つかります。複数社と契約を結んでおくと、1社がなくなってもリスクを回避できます。案件が常に安定して供給されますので、記事の執筆に集中できて報酬も安定するでしょう。

依頼された内容が難しい

記事を執筆するときは、できるだけ得意なジャンルを書きたいですよね。依頼された内容が難しければ、リサーチにかなりの時間を要しますし、理解してからじゃないと書けないので、執筆自体も時間がかかるでしょう。

1記事書く労力は同じなのに、時間がかかれば時給が少なくなり焦ります。かといって、適当には書けません。このバランスが悩ましい問題です。

このようなケースの対処法は、そもそも苦手なジャンルを受けないか、ネット情報より本を資料にすることです。ネットは情報がありすぎて、頭を整理できなくなるので、目次通りに読める本がわかりやすいこともあります。図書館にいって一気に書きあげましょう!

納期に追われるプレッシャー

「Webライター納期に追われるプレッシャー」は、ライター同士でもよく話題に上がるきつさの1つです。スケジュール管理が大切で、納期がかぶらないようにしなければ、地獄の月末を迎えます。月末納期の会社が多いからです。

最近は納期を定めない会社も多いです。このような企業と契約すれば、納期へのプレッシャーは少ないでしょう。

とはいえ、自己管理のため、納期がなくても自分の中で「いつまでに納品する」という目標や予定を立てておくのは必要です。

将来への不安が襲ってくる

フリーランスならどのような職業でも同じだと思いますが、将来への不安は拭いきれません。「いつまでこの仕事があるか」「このまま食べていけるだろうか」「書き続けていける?」など、先が不安になることも多いです。

これに関しては、Webライターだけのつらさではありません。フリーランスが常に抱える悩みです。

孤独感

Webライターは個人プレーです。毎日一人で黙々と作業するため、孤独感に苛まれることもしばしば。執筆に行き詰まった時、誰かと話したくなることもあります。

これが会社なら、隣の席の先輩と談笑したり、同僚とのランチで気が晴れるのですがWebライターの目の前にはパソコンだけです。

孤独感を解消するには、Webライター仲間を作ること。twitterではたくさんのWebライターが活動報告をあげています。その中に入ってみたり、クライアントさんと話すことでも解消されます。孤独に耐えられなくなったら、コワーキングスペースを利用して、仲間を作るのもおすすめです。

きついは嘘?Webライターとして活躍できる人の特徴

Webライター活躍できる人の特徴

ここまでWebライターがきつい理由について解説しました。

Webライターがきついは嘘?については、嘘ではありません。きついです。しかし、それはどのような仕事も同じではないでしょうか。

Webライター向いている人にとっては、自分のペースで仕事ができるメリットの大きい仕事です。

最後に、Webライターで活躍できる人の特徴をご紹介します。Webライターに向いてそうだなと思ったら、ぜひチャレンジしてみてください。

書くのが好き!または嫌いじゃない

Webライターは文章を書くことが仕事です。

「書くのが好き!得意!」な方は、それだけでWebライターに向いています。「嫌いじゃない」というレベルでも、大丈夫です。

私は、ライター歴4年ですが、ライティングの技術もスキルも高くなく、ごく普通レベルのWebライターです。それが今でも仕事を頂けて、続けていられるのは「ライティングが好き」だからです。

ですから、書くことが得意じゃなくても、自信がなくても心配することはありません。

それに加えて、リサーチが好きだったり、様々なことに興味関心がある方でしたら、Webライターとして活躍できます。

一方で、記事を1本書き上げるというのは、エネルギーを消費します。文章を書くことが苦手、苦痛という方には向いていません。

自己管理できる

Webライターは様々な面で、自己管理が大切です。

自分が対応できる時間、納期、受注数を把握し、無理のないスケジュールを立てられる方は、活躍できます。

また、健康管理に気を使い、ベストな状態で仕事に取り組める人が望ましいです。

Webライターは書かなければ仕事になりませんので、熱や体調不良で寝込んでしまうことがないよう、健康に気をつけることもクライアントへの信頼に繋がります。

情報収集が嫌いじゃない

Webライターの仕事は、リサーチにかかっています。正しい情報、有益な情報を検索するだけではなく、専門書や厚生労働省、経産省のHPなどでエビデンスをとることも大切です。

情報収集が嫌いじゃなく、多くの情報をまとめられる能力が高い人は活躍できます。

情報収集やまとめる作業が嫌いな人には苦痛になる仕事です。

修正指示を気にしない

Webライターは記事を納品した後、クライアントの意向に沿って記事の修正依頼がくることもしばしばあります。

誤字脱字の指摘や、時には文章を大幅に修正する必要が出たり…執筆作業より大変になることも多いです。その際に、傷ついたり、心が折れたり、または反発してしまう人はあまり向いていません。

記事の修正は、次の執筆にとても役立つものです。フィードバックは、貴重な情報ですから素直に受け取る方がタメになります。指摘や修正をさらっと受け取れる人は、Webライターに向いています。

人生経験が豊富

Webライターは様々なジャンルの記事を執筆するため、いろいろな経験をしてきた人生経験豊かな人は活躍できます。それがつらいこと、失敗でも、同じことで悩んでいる読者には貴重な情報です。

「こんな経験なんの役にも立たないよ」と思っていることが、意外と執筆に役立つことも多いのです。銀行で働いた経験のある人は、金融関係の記事が書けますし、主婦は、育児、節約、出産などのジャンルに強いです。

今までの経験を活かして書いた記事は、リサーチした記事より読者の心をつかみやすいですし、独自性が出て、SEOでも評価が高いです。

まとめ

この記事では、Webライターがきついと言われる理由について解説してきました。

Webライターの仕事はつらいことが多いです。ライター歴4年の私でも、「つら…」と思うことが多々あります。しかし、それ以上に、魅力も大きい仕事です。好きな時間に好きな場所で仕事ができますし、書いた文章にお金を払ってくれるクライアントさんがいるなんて本当にありがたいことです。

どのような仕事でも多かれ少なかれきついことはありますので、Webライターが特別きつい仕事だとは思いません。ただ、向いているか、向いてないかの違いです。

私も未経験から今に至ります。もし、向いているなと思ったらWebライターにぜひ挑戦してみてください。

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