初心者Webライターに必要な勉強方法は5つ!現役Webライターが解説します

初心者Webライターに必要な勉強方法は5つ!現役Webライターが解説します

Webライターに関して

「Webライターになるのに必要な勉強は?」
「何から勉強したらいいの?」
「稼ぐために身につけておくべきスキルは?」


このような疑問、悩みを抱えていませんか?

中には、Webライターを始めてみたけど安い単価ばかり…どうやったら高単価の案件をもらえるか知りたいという人も多いのではないでしょうか?

ここ最近、Webライターになりたい人が急増し、間違った勉強法で稼げずやめていく人も少なくありません。せっかくWebライターに挑戦するのであれば、正しい勉強方法で効率よく稼げるようになるのが理想ですよね。

そこでこの記事では、ライター業だけで生計を立てる現役Webライターの私がWebライターになる上で絶対にやったほうがいい勉強4つを詳しく解説していきます。

この記事を読めば、Webライターに必要な勉強と必要のない勉強法がわかります。Webライターで稼ぎたいけど何から始めていいかわからない方はぜひ参考にしてください。

Webライターになる上でやったほうがいい勉強

Webライター勉強

Webライターになる上でやったほうがいい勉強を解説します。

Webライターは、Web上に掲載する文章を書く仕事です。紙面や作文、レポートなどと違い、Webライティングには、多くのルールやコツがありそれらをしっかり理解しておくことが重要です。

Webライター未経験・初心者は特に、これからご紹介する5つの勉強をしておきましょう。

日本語能力

日本語能力は、Webライターにとって必須のスキルです。

新聞や雑誌のように高い日本語能力はそこまで必要ではなく、Webライティングでは読みやすくて伝わりやすい文章が好まれます。

webライティングは気軽に書ける反面、話し言葉になりやすく以下のような誤りが多くなるので注意しましょう。

  • 〇〇することができる→〇〇できる
  • 食べれる 着れる →食べられる 着られる(ら抜き)
  • まず一番最初に→ まず最初に(一番と最初が重言)

上記のような間違いを繰り返すと読みづらい文章になってしまいます。

「ら抜き」や「重言」は、私もついやってしまいがちな誤りです。ライター歴4年の今でも以下の本を読み返して勉強しています。

この本は、わかっているようで理解できていない「は」と「が」の違いや、ら抜きについて詳しく書かれています。

日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)

他にも日本語に関する本がたくさん出版されていますので、何冊か読んでおくと書くときも迷いがありません。

読者にとって読みやすい文章

Webライティングには、Webの読者にとって読みやすい文章が求められます。

例えば、Webライティングでよく用いられるPREP法という手法では、結論から書くのが鉄則です。

最近の読者は記事をスクロールして、関心のある部分だけ読む傾向が強いです。いち早く解決策を知りたい読者の利便性を高めるためにも、「結論→理由→根拠→総括」の順で書くPREP法が理にかなっているのです。

このように、普段何気なく読んでいるWeb上の記事にも、読者が読みやすくなる手法が多くちりばめられています

【Webライティングでよく使うテクニック】

  • 結論から書く(PREP法
  • 検索ユーザーの悩みや課題に対する解決策を提示
  • 斜め読みできるテンポの良さ
  • 見出しだけで内容を理解できる

上記はほんの一部です。

読者に読みやすい文章を書くために必要な手法は、初心者Webライターには難しく感じるかもしれません。しかし、ほとんどのテクニックは本で習得できます。

例えば、沈黙のWebライティングは、Webの読者にわかりやすく伝わりやすい文章の書き方を基礎から勉強できます。他にも、世界一やさしい Webライティングの教科書 1年生は、

ネット文章術の基本が書かれているこの本は、Webライター初めての方に一読してほしい1冊です。

読みやすい文章を書くための本はたくさんありますので、何冊か読んでみるだけでも勉強になります。

SEOを勉強しよう

WEBライターは、SEO対策も身につけておきたいスキルです。

多くの人に記事を見つけてもらうためにはGoogleやYahooなどの検索エンジンに上位表示されることも大切です。上位表示するように記事内に対策を講じることをSEO対策と言います。

SEO対策により、書いた記事が検索エンジン上位をキープできれば、クライアントの集客数や収益もアップし喜ばれます。

SEOは、独学でもある程度勉強できます。本やネットでも多くの情報を拾えますし、自身でブログを運営して試行錯誤するのもいいでしょう。

ただ、ネット情報は、いつの情報なのか必ず確認してください。Googleはアップデートが頻繁に行われ、SEO対策は常に変化しており、古い情報に惑わされると逆効果になります。

SEOのスキルを身につける最も有効な勉強方法は、SEOに強いクライアントを見つけて記事を書かせてもらいながら学ぶことです。現場の最前線の情報が手に入りますし、スキルも身につきます。

WordPressの基礎知識

WordPressを扱えるライターは、記事を書いて入稿までできるのでクライアントに喜ばれます。クライアントによっては、執筆料とは別に入稿代をプラスで頂けることもありライター側にもメリットが大きいです。

WordPressとは、簡単にサイトやブログを作成できる無料のソフトウェアです。クライアントやアフィリエイターの多くが、WordPressを使ってサイトを制作しています。最近では、記事制作とWordPress入稿をセットで依頼されることが多くなりました。

WordPressは慣れるととても簡単なので、基礎知識は、習得しておきましょう。

WordPressの操作を一番手っ取り早く覚えるには、自分でブログを立ち上げてみることです。記事を書く練習にもなりますし、執筆した記事はライターの営業用のポートフォリオとして使えます。

1ヶ月ほどブログを運営すれば、基本的なWordPressの知識は身につきます。長期的にしっかり運営すれば収益化も夢ではありません。

専門分野

Webライターとして、得意分野や専門分野の知識を深めておくのも収益アップにつながります。知識があれば、リサーチする時間も短縮できますし、執筆スピードも上がり効率よく稼げるようになるでしょう。

金融や不動産、育児やダイエットなどの人気ジャンルは常に安定して案件があります。日頃からアンテナを張り、次に話題になるジャンルを予想して極めておくのもおすすめです。

専門ジャンルを極めれば、「金融ライター」「ペット専門ライター」「不動産ライター」と名乗り、専門性の高いWebライターとして活躍できます。

Webライターになる上でやらなくていい勉強方法

Webライターやらなくてもいい勉強

それでは最後にWebライターになる上でやらなくてもいい勉強方法をご紹介します。

インプットばかり

Webライターになりたいと思って本やネットで情報収集するのはとても大切です。

しかし、インプットばかりでアウトプットしないまま勉強ばかり続けていても、Webライターとして稼ぐことは難しいでしょう。

Webライターで稼ぎたいと思ったら、まずは実践あるのみ!とにかく1記事でも多く書いてみることが大切です。

実際に記事を書きながら成長していく方法がスムーズで効率がいいです。
インプットはほどほどにして、まずは簡単な案件でもいいのでライティングをやってみましょう。

資格を取得を優先する

未経験や初心者ライターは、Webライターとして仕事を得るために資格取得を優先する方も少なくないでしょう。

資格があれば、わかりやすく知識やスキルをアピールできますので、案件を得るための手段として、プラスになることもあります。

ただ、Webライターはそもそも資格やスキルを必要としません。読者の検索意図にそう、SEOを意識した記事がかければ問題なくお仕事できます。

未経験でも挑戦できる案件はたくさんありますし、仕事をしながら学んでいくスタイルがスタンダードです。もし取得する資格がWebライターで稼ぐためのものなら、今一度その資格を優先すべきか考えてみましょう。

資格よりも先に、Webライターとしての実績を積み上げる方が得策です。

いち早くWebライターとしてデビューし、企業からフィードバックやアドバイスをもらいながらスキルアップする方法をおすすめします。

こちらの記事でもWebライターの資格について解説しています。

Webライターに資格は必要?有利になる資格5選【2021年最新版】

高すぎるライティング講座を受講する

副業ブームが過熱する中、Webライターを育成する講座も増えてきました。中には、ネットや本で手に入るような内容なのに、高額な授業料を提示する講座も多いです。

ライター講座は、Webライターのプロに基礎からWebライティングを学べるチャンスですが、Webライティングは本やネット上でノウハウや手法を十分勉強できます。

Webライターとして活動しながら、企業からのフィードバックやアドバイスを通してスキルアップする方法もあります。

講座を受けたからといって、稼げる保証はどこにもありません。Webライターの収益は、初心者ですと0.5円〜1円が妥当です。数万円の講座料金を取り戻すには、何記事、何万文字書けば元が取れるのかしっかり考えてから受講しましょう。

まとめ

この記事では、Webライターになる上でやったほうがいい勉強と必要にない勉強方法について解説しました。

Webライターに必要な勉強は、

  • 基本的な日本語能力
  • SEOスキル
  • Webライティングスキル
  • WordPressの基礎知識
  • 専門分野の知識を深める

の5つです。

これらをきちんと理解し、実践できればクライアントから喜ばれ、収益アップにつながります。一方で、必要のない勉強方法は、インプット中心、資格取得を優先、高額な講座の受講です。

Webライターは書いて慣れていく職業です。仕事をしながら学んでいく方法が効率良くおすすめです。SEOが得意な企業やWebライターの育成環境が整った企業のライターとして活動することで、働きながらスキルアップできます。

未経験者でも歓迎してくれるメディアや企業も多いので、気になる案件を見つけたらぜひ応募してみましょう。

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