Webライターに資格は必要?有利になる資格5選【2021年最新版】

Webライターに資格は必要?有利になる資格5選【2021年最新版】

WEBライターとして稼ぐために、「Webライターに資格は必要?」「資格を取ってからW挑戦しようかな」「Webライターに有利な資格は何?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?

Webライターは、資格より実績や経験がものをいう業界です。資格を取らずしてスタートさせても問題はありません。

ただ、資格があれば知識やスキルをわかりやすく表示できますから、あって困るものではありません。むしろ、専門分野の記事を書く時は、資格保有者が有利になります。

とはいえ、WEBライターとして稼ぐために、無理してまで取る必要のない資格も多いです。

そこでこの記事では、Webライターに有利な資格5選と、「Webライターに資格は必要か?」について、現役Webライターの私が解説していきます。

この記事を読めば、資格を取るべきか取らざるべきか迷っている悩みを解決できます。

Webライターに有利な資格

早速、Webライターに有利になる資格をご紹介します。

ビジネス著作権検定

ビジネス著作権検定

画像:ビジネス著作権検定

ビジネス著作権検定は、サーティファイ著作権検定委員会が運営する著作権の知識に関する、民間の資格です。知的財産研究教育財団が監修しています。

ライターは様々な企業のメディアで記事を作成しますが、言葉一つ一つに責任を持つべき仕事です。特に、著作権侵害は故意ではなくとも、企業の社会的信頼を失うことにもなりかねません。

ライターとして、読者に役立つ記事や有益な情報を書くのは大切なことですが、企業に損害を与えるリスクは軽減すべきです。

ビジネス著作権検定は、著作権を理解しビジネスで活用できる能力があると認められる資格です。企業からすれば、信頼と安心感が違いますので、仕事を得る上で大きなメリットになります。

試験は年3回行われ、リモートWEB検定を自宅から受けられます。

合格率は51.4%で、上級合格者は国家資格の知的財産管理技能士の受験資格を得られます。

ビジネス著作権検定をチェック

薬事法管理者試験

薬事法管理者試験

最近、私のクライアントさんからも勧められた「薬事法管理者試験」。

薬機法(旧薬事法)とは、医薬部外品・化粧品・医薬品・医療機器の品質・有効性および安全性を確保することを目的とした法律です。

健康食品や化粧品を扱う会社では、誇大広告やコピー、記事、LPが薬機法や景表法に抵触しないよう、細心の注意を払っています。

例えば、昔よく見かけた「わずか1週間で背が伸びる」「便秘解消」「お腹をきれいにする」これらの表現は、全てNGです。別の言葉に言い換えなくてはなりません。

知識がなければ、サクッと言ってしまいそうな言葉だけに、かなり注意する必要があるのです。

薬事リーガルの知識を持つライターは、信頼度が厚く健康食品や化粧品関連の記事作成に有利になります。報酬単価もアップすることが多いので、取得しておいて損はないでしょう。

試験は年3回あり、合格率は50%程度です。認定試験前に、特定の講習(講座)を受ける必要があります。

薬事法管理者試験

化粧品に特化した、コスメ薬事法管理者試験もありますので、美容ライターを目指す方におすすめです。

コスメ薬事法管理者試験

日本語検定1級

日本語検定1級

画像:日本語検定1級

日本語検定1級は、文部科学省が後援している、日本語の総合的な能力を測る検定試験です。書くこと仕事にするライターにとって、正しい日本語で伝えられる能力は、身につけておくべき知識です。

表記や敬語、言葉の意味や語彙、文法などにプラスして、総合問題が出題されます。

7級〜1級まであり、7級が小学生、3級が普通レベルです。1級は社会人上級レベルとなりある程度知識がなければ合格しない難易度となっています。

言い回しや語彙力の勉強になり、ライティングスキルも磨かれるためスキルアップにも役立つ資格です。

試験は年2回、7級〜3級までは合格率が80%程度と高めですが、1級になると10%まで下りかなり難しい試験となっています。

日本語検定1級

WEBライティング技能検定

WEBライティング技能検定

画像:WEBライティング技能検定

WEBライティング技能検定は、日本クラウドソーシング検定協会が発行する民間資格です。クラウドソーシングを利用して仕事を進めたい初心者ライター向けの資格です。

社会人としてのマナーや、クラウドソーシングへの理解、Webライティング、SEO、コピーライティングなど、ライターなら知っておきたい基本的な知識を問われます。

受験するには、WEBライティング技能検定講座を受講する必要がありますが、初心者ライターには必要な知識なので、勉強がてら取得してみるのもおすすめです。

ただし、この試験を受けたからといって、文章力が上がるわけではないのでそこだけ注意しましょう。現役ライターですでに継続して仕事を得られている方は、わざわざ取得する必要はなさそうです。

WEBライティング技能検定はこちら

宅建やその他の専門資格

ある程度ライターとして仕事をこなしている方で、報酬をアップしたい場合は、宅建やファイナンシャルプランナーなどの資格を取得して、箔をつけるという方法もあります。

資格があれば、「宅建士監修」や「ファイナンシャルプランナーが教える」など、記事にも権威性がでます。資格のないライターが書くより読者の信頼度も上がりますので、ライターとして1ランクアップしたい方は挑戦してみるのもいいでしょう。

美容ライターなら、「日本化粧品検定」や、先ほどご紹介した「コスメ薬事法管理者試験」。食ライターなら、食生活アドバイザーなど食にまつわる資格、育児関係なら保育士など、得意ジャンルをより極められます。

ちなみにですが、私は現役WEBライターで書きたいジャンルの民間資格を取得しています。例えば、遺品整理や終活が話題になったとき、終活アドバイザーの資格を取得すると、葬儀社や遺品整理業者のメディアの仕事が増えました。

民間資格は取得までのハードルが低いので、取得すれば必ず仕事が増えるわけではありませんが、自分に仕事を依頼する付加価値や知識の裏付けとして、資格を取得しておくのはいいことだと思います。

そもそもWebライターに資格は必要?

さて、WEBライターに資格は必要か?についてですが、答えはNO!です。先ほど、私も民間の資格をいくつか取得したとお話しましたが、WEBライターになるのに、資格は必要ありません。

書くことへの責任や意欲と、文章力があれば、WEBライターとして活動できます。

資格があったとしても、文章で伝える力がなければ、活用できません。そもそも、クライアントも資格保有者をどれだけ求めているか?疑問です。例えば、弁護士や医師、看護師などの国家資格であれば、監修などで求められることが多く報酬アップは間違いありません。

しかし、講座を受ければ簡単に取れる民間資格は、それほど効力があるかというと…。

ライターがよく取得する資格としてファイナンシャルプランナーが有名ですが、資格を取得したからといって、急に金融に詳しくなることは少ないでしょう。

金融ジャンルは、銀行勤務経験や元保険販売員、税理士などめちゃくちゃ金融に詳しいライターがひしめき合っています。そこに、実務経験がない資格だけ取得したライターが入っても、果たして有益な記事が書けるのかといえば、かなり微妙でしょう。

それより、クライアントの意図を汲み取り、テーマに沿ってちゃんと書ける技術が求められています。その基本的な部分があって、付加価値で資格取得というならプラスになります。

この順番を間違えないようにしましょう。

まとめ

この記事では、Webライターに資格は必要?というテーマで有利になる資格を5選ご紹介しました。何度もいいますが、Webライターに資格は必要ありません。

資格より、きちんと納期を守る、テーマに沿って書ける、読者に役立つ記事を書くなどの能力が求められます。社会人として基本的なマナーや責任があり、クライアントの希望に沿った記事を書くことが大切です。その上で、得意ジャンルの知識を深める!少し箔をつける!という意味で資格を取得するのであれば、プラスになるでしょう。

クライアントといい関係を築き、実績や経験を積み重ねるほうが、仕事獲得や報酬アップにつながります。

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