SEから転職!システムエンジニアおすすめの転職先と未経験から成功させるポイント

  • 2020.04.06
  • SE
SEから転職!システムエンジニアおすすめの転職先と未経験から成功させるポイント

大卒者が3年以内に退職する割合は3割にも及びます。とりわけSEは求人数が多い分、転職者数が多いといわれています。

私もSEとして新卒入社した会社でうつ病を発症して退職を余儀なくされました

連日の残業や迫りくる納期のプレッシャーに心身共に耐えきれなくなってしまったのです。

その後、フリーライターに転身して幸せな日々を過ごしています。

そこで今回はSEから転職したい人向けにSEから転職した方がいい人の特徴とおすすめの転職先をご紹介します。

SEから他職種に転職するのもありですが、社内SE転職ナビなどを使って労働環境のいい社内SEに転職するのもおすすめです。

SE(システムエンジニア)から転職したくなる理由

SEから転職したくなる主な理由として5つ挙げられます。IT会社といえばフランクで働きやすいイメージがあるかもしれませんが、ブラックな一面もあるので、参考にしてみてください。

残業が多い

辞めたくなる理由として多く挙げられるのが、残業時間が多くて激務というものです。月の残業時間が100時間超えというのもよくある話ですね。

残業時間が多くなると集中力がダウンしてしまい、ケアレスミスをしてしまうことがあるでしょう。

特にSESの労働環境は悪い傾向にあり、月100時間の残業があるケースも珍しくありません。

そのミスをカバーするためにさらに残業する…ということにもなりかねません。

給料が低い

残業が多いにも関わらず、給料が低くて不満があるSEは少なくありません。新人SEであれば手取り月収18万円ということがあります。

都内住みだとワンルームでも家賃が8万円くらいするので実質使える金額は10万円ほど。

給料日前は金欠で飲み会の誘いを断り、カップラーメンでやり過ごすというケースもめずらしくありません。

中堅SEであれば年収500万円を一つの基準にすると良いでしょう。

「年収500万円だと多いのでは?」

と思うかもしれませんが、SEなら残業20~50時間ほどは当たり前の世界です。

時給計算すると「あれ、こんなものなの?」と思うのではないでしょうか。生活水準を上げるためには給料アップは重要なポイントになります。

今いくらもらっているのか、3年後いくらもらえるのか、把握しましょう。

【SEの収入関連記事】

SE(システムエンジニア)の平均年収!年収アップする方法もご紹介

納期のプレッシャーがある

SEにとって緊張感が高まる瞬間こそが「納品するとき」です。納期によって仕事量に波があるので、納期がいつなのか、というのは意識せざるを得ません。

開発スタイルによるのですが、機能Aを明日までに、機能Bを来週までに開発しないといけないというプレッシャーが常にあります。

私はプレッシャーをひしひしと感じて夜眠れない、悪夢を見るという現象に悩まされました。夢の中でも先輩から納期のことで詰められているのです。

別にパワハラというわけでもなかったのですが…。

これで、パワハラ先輩だとどんな苦痛を感じるのか想像に絶します。

納期に間に合わないと先輩や上司から怒られるので毎日必死に作業することになるでしょう。SEは納期のプレッシャーと戦っているのです。

客先常駐の働き方がつらい

あまり知られていないことなのですが、「客先常駐」という働き方にストレスを感じているSEが多くいます。客先常駐SEから転職したいと考える人も多数いるほど。

SEが客先常駐を嫌う理由は以下の通りです。

・下流工程の業務が多い
・クライアントからのプレッシャーが強い
・作業スケジュールがタイトになりやすい
・新しいスキルや知識を身に付けにくい
・給料が上がりにくい

SEといえば、カジュアルな服装でコーヒー片手に、という働き方のイメージがありますが、客先常駐であればクライアントの目を気にしてスーツスタイルということもよくあります。

他のIT会社SEと机を横に並べて仕事することが多くあり、比較されながら働くプレッシャーを感じるでしょう。

クライアントから指示のあった通りに作業するという形が多く、新たなスキルや知識が身に付きにくいデメリットがあります。

「客先常駐が嫌だ!」と思っている人は、社内SEを目指してみると良いでしょう。

社内SEを目指すのであれば、社内SE転職ナビというサイトを紹介したいです。客先常駐にストレスを感じている人へおすすめできます。

今まで約15,000人の転職実績がある安心できるサイトです。

IT業界に強い転職エージェントはありますが、社内SEに特化した転職エージェントは希少ですよ。

うつ病

SEはうつ病が多い職業だと言われています。

事実、私がうつ病になりました。

納期のプレッシャーや残業、求められている能力の高さからストレスを感じ、うつ病になる人も少なくありません。

一度うつ病になったら治すまでに時間がかかるので、うつ病になったもしくはなりそうな人は転職を考えたほうがいいでしょう。

【うつ病関連記事一覧】

「うつ病で退職して良かった!」退職前後にやるべきこととおすすめ転職先職業3選!

デスクワークが合わない

そもそもの話にはなりますが、じっと席に座っていないといけないストレスがあったり、嫌な上司と毎日顔を合わせないといけなかったり、デスクワークが合っておらずストレスを感じるSEがいます。

ずっと座っていたりすると、腰や首を痛めたりするため健康的ではありません。

特にSEは残業時間が長く、席を立つ機会が圧倒的に少ないので負荷になるのでしょう。

SE(システムエンジニア)から転職した方がいい人の特徴

SEが気を付けなければいけないのが、うつ病です。

パソコン1台あればずっと仕事を続けられるので、無理をしてしまい、心のバランスを崩してしまうことがあります。

うつ病になってしまわないためにSEから転職した方がいい人や企業の特徴を紹介します。

心身が疲弊している

「朝起きるのが億劫だ」

「休日も仕事のことばかり考えてしまう」

ということはありませんか。

もし心当たりがあるなら、心身が疲弊してしまっているかもしれません。SEは長時間労働になりがちなので、心のバランスを崩してしまう人が出てきます。

メンバーの一人が倒れてしまい、残りのタスクを他のメンバーで補うというしわ寄せがくることもしばしば。

ただし、メンタル不調から復帰したSEも多くいるので、その面では理解ある職場だといえるでしょう。

中堅でも年収500万円いかない

一般的な業務を遂行できるなら、中堅クラスだと年収500万円になっても不思議ではありません。

ただし、SEだと裁量労働制やみなし残業が多いので、注意しましょう。

残業があるのにも関わらず中堅で年収500万円いかないSEは転職で収入増が見込めるので、レバテックキャリアなどの年収交渉を行ってくれる転職エージェントを使って転職活動をしてみましょう。

年収交渉を積極的に行ってくれるので、年収を増やしたいSEにおすすめの転職エージェントです。

収入交渉って自分じゃなかなかできなものですが、エージェントを使うと年収交渉もしてくれるので、大変ありがたいです。

レバテックキャリアはこちらから

新しい人材を採用しない

IT業界は変化・成長が著しいです。次から次へ新しい企業が誕生していきます。

そのため、高いスキルを持った人材や成長が見込める若い人材を確保しようとしない企業は衰退していくでしょう。

保守案件はもちろんありますが、新規機能や新規案件を獲得できるような企画力も必要になります。

SEから転職(未経験)でおすすめの転職先・職業

「SEの仕事にうんざりだ!転職したい」と考えたら、今から紹介する5つの職種を検討してみてはいかがでしょうか。SEで培ったスキルを活かすことができますよ。

Webエンジニア

Webエンジニアとは、Webサイトやモバイルサイトで使用するWebサイトを開発する職業です。

InstagramやTwitterなどのSNSやWeb上でのサービスが普及している昨今、Webエンジニアの採用ニーズは高まってきています。

Webエンジニアになるために学習することはいくつかあります。

HTMLやCSSはもちろんのこと、プログラミング言語(JavaScript・Python・PSP・Ruby)のスキルが必要になります。

その他、Gitの操作やWebの仕組みに関する知識などを知っておくと良いでしょう。

SEよりもクリエイティブな仕事内容で、開発したシステムが実際に使用されていることを認識しやすいのでやりがいが感じられます。

しかし、変化が激しい市場ですので、40年後、50年後どうなっているのかは判断が難しいです。

新しい技術にチャレンジしたい人やBtoC事業をしたい人におすすめです。

社内SE

社内SEとは、企業の情報システム部門に所属するSEのことをいいます。企業の情報戦略や社内システム化、トラブル対応などを担当します。

基本的に緻密な納期はないので、遅くまで残業することは少ないです。また、企業によっては情報システム部門は花形部門に位置付けられていることもあります。

しかし、管理部門で直結した売上の貢献がしにくいのでやりがいを感じられないという人もいます。

スペシャリストよりもゼネラリストになりたい人やサポート業務が好きな人におすすめです。社内SEに転職するなら社内SE転職ナビを利用することをおすすめします。

社内SE求人紹介は、1人あたり7.3社と圧倒的な情報量を誇っています。社内SE特化型はめずらしいので、有効的に活用しましょう。

【社内SE関連記事】

社内SEに転職するには?難しい理由と社内SEになるためにやっておきたいこと

社内SEおすすめの転職エージェントとは?タイプ別で紹介

フリーランスエンジニア

フリーランスエンジニアとは、企業から独立してクライアントへ直接営業して仕事を引き受け、開発・保守・運用・改修などを行うエンジニアのことをいいます。

近年、クラウドソーシングが普及して営業の難易度が下がってきています。ケースバイケースですが、月収80~120万円を得ているフリーランスエンジニアもいて、努力次第では高収入を得られるでしょう。

しかし、リピート客を見つけないと収入が不安定になりがちです。

自分のペースや生活リズムで働きたい人や上流工程に携わりたい人におすすめです。

営業

開発が苦手だという人には、営業が向いているかもしれません。大手SIerだとプログラミングはパートナー企業に任せて、社員はクライアント折衝に専念するというスタイルをとっているところがあります。

他社ではどんなシステムを導入しているか、どの機能を追加すると理想に近付けるか、という相談に対応します。

一度SEの経験をしておくと、クライアントの情報システム部門担当者と専門用語を使ってコミュニケーションをとれるので重宝される傾向があるでしょう。

クライアントとの折衝にやりがいを感じられる人におすすめです。

【SEから営業関連記事】

SEから営業になるメリット、デメリット!おすすめの転職先もご紹介

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、営業よりさらに専門性を高めた職種です。

ITコンサルタントは、特定の業務に精通していてクライアントの課題解決に向けて最善の方法を提示します。

営業より業務範囲は狭いですが、高い専門性が求められるので、スキルや知識を習得するためには時間がかかるでしょう。

開発よりコミュニケーションを円滑に図ることに強みを持っている人におすすめです。

SEから転職するには?転職でやるべきこと

SEから転職するためにやるべきことは二つあります。転職したは良いものの、残業が増え、給料が減り、思った業務内容と違った…と後悔する人は少なくありません。

転職に失敗しないために大切なことをお伝えします。

情熱を持って強みを活かせる仕事を探す

「やりたいことを仕事にする」ということが言われることもありますが、「情熱を持って強みを活かせる仕事をする」の方が現実的で好ましいと考えられます。

人にはそれぞれ得意なことと苦手なことがあります。得意なことは少しの努力で他者と差を付けることができるでしょう。

しかし、得意だけど好きではないということもあります。そこで、情熱を持って働ける得意なことを探すのです。

それが、他者とのコミュニケーションであれば営業やITコンサルタントの方が向いているでしょうし、自分でいろいろ試行錯誤するのが得意でやりがいを感じられるならフリーランスエンジニアの方が向いているでしょう。

情熱を持って打ち込める得意なことは何か、という視点を転職活動のときに持ってください。

未経験可の転職エージェントを使う

テクニック的なところでいうと、未経験可の転職エージェントを使うことをおすすめします。

履歴書や職務経歴書の添削や面接対策を実施してくれます。

それでいて、転職エージェントは企業からお金をもらっているので転職者は料金を支払う必要がありません。無料で、転職支援を受けられるというわけです。

SEからの転職に相性の良い転職エージェントでおすすめしているのがレバテックキャリアです。

IT系に強みを持つ転職エージェントで、社内SEや営業、ITコンサルタントなどへの転職サポートをしてくれます。

レバテックキャリアはこちらから

まとめ

このように、SEから転職する方法はたくさんあります。「残業が多くて大変」「そもそも業務内容が合っていない」ということがあれば転職を検討してみてはいかがでしょうか。

Webエンジニアやフリーランスエンジニアといった働き方も選択できますね。それぞれ特徴があるので、自分の得意を伸ばせるような仕事を選びましょう。

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