アルバイト志望動機ポイントと例文紹介!フリーター・高校生・主婦の書き方とは?

アルバイト志望動機ポイントと例文紹介!フリーター・高校生・主婦の書き方とは?

アルバイトの応募にあたり「志望動機をどう書けばいいかわからない」「何も思い浮かばない」など、頭を悩ませていませんか。

アルバイト先を決める理由って多くの方が、「家から近い」「時給がいい」「時間の都合が合う」「働けるならどこでもいい」などが本音ではないでしょうか?
かと言って、この理由をそのまま書くと不採用になりそうですよね。志望動機をどのように書けば採用されるのか困っている方も多いでしょう。

そこでこの記事では、採用率が上がるアルバイトの志望動機のポイントや書き方を解説していきます。フリーター、主婦、高校生など状況別に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

採用されやすい!アルバイト志望動機のポイント

アルバイト志望動機のポイント

志望動機は、採用担当者がもっとも注目する部分ですから、そこで働きたい気持ちをアピールしましょう。採用されやすい志望動機のポイントを状況別に解説します。

高校生の場合

社会経験の少ない高校生は、丁寧な言葉を使い真面目さや熱意が伝わるように話しましょう。本音で言えば、「家から近いから」「時給がいいから」となる志望動機でも、以下のように伝えるといいでしょう。

【高校生の志望動機の例】

  • 家や学校から近く通いやすいので、シフトに入りやすいと思い応募しました。
  • 友達が働いているのを見て彼のように自分もこのお店で働きながら成長したいと思い…。
  • 学校帰りによくこのお店で勉強していました。親切なスタッフさんを見て、僕も働いてみたいなと思いました。
  • 大学の学費を稼ぐため、時給のいいこちらのお店を選びました。

高校生が笑顔でハキハキと志望理由を答えれば印象が良く、上記のような志望動機でも採用率が上がります。社会経験少ない高校生ですから、20代ならNGになる「働きながら成長したい」というワードを使っても問題ありません。

フリーターの場合

フリーターはWワークや色々な職場を渡り歩く自由な印象があります。フリーターを採用するとき面接官が気になるポイントは「すぐに辞めてしまうのでは?」ということ。採用してから数ヶ月で辞められては困ります。志望動機は自己PRの場でもありますので、不安を払拭すべく、長期でしっかり働けることをアピールしましょう。

【フリーターの志望動機の例】

  • 芸人を目指して活動していますが、生活費を補てんするため貴店の募集を見て応募しました。
  • コンビニでの勤務経験は2年以上あります。深夜働ける場所を探しておりまして貴店の募集を拝見し応募させていただきました。平日お昼は資格試験の勉強をしていますので、土日祝日、深夜を中心にシフトに入りたいと思っています。

音楽や芸人など夢を追いかけている場合は、オーディション等で休むことが多くなりますので正直に伝えておくと逆に応援してくれることもあります。

主婦の場合

主婦の場合の志望動機は採用担当者もある程度、働く理由がわかっています。主婦の志望動機で見られているのは、「働く意欲」や「継続できるか?」、「即戦力になるか?」という部分です。この辺りをアピールできる志望動機を準備すれば、採用されやすくなります。

【主婦の志望動機の例】

  • 営業経験を活かせる仕事を探しておりまして貴社の募集を見て応募しました。お客様に喜んでいただけるサービスを提供できるよう頑張りたいと思っております。
  • 扶養控除の範囲内で働きたいので御社の週2から勤務可能という募集要項を見て応募させていただきました。家族の理解は得られていますので土日でも出勤できます。
  • 自宅から近く、こちらのお店をよく利用していました。いつも活気があり清潔で、スタッフの楽しそうな姿を見て私も働いてみたいと思い応募しました。
  • 募集要項を拝見すると家事と両立しやすい条件でしたので、応募しました。家族のフォローもありますので、働く曜日の融通がききます。
  • 資格はありませんが、以前スーパーで惣菜を調理する現場で働いていました。前職の経験を活かせる貴社の調理スタッフ募集を見て応募しました。

このように、「経験を活かせる→即戦力になる」、「家族のフォローがある→長く続けられる」、「土日も働ける」などプラス面を盛り込んだ志望動機にすると、印象がよくなります。

採用率アップ!職業別アルバイト志望動機の書き方・例文

職業別アルバイト志望動機の書き方・例文

それでは次に、職業別アルバイトの書き方や例文を紹介します。これから応募するアルバイト先の職種が当てはまる場合は、うまくアレンジして使ってください。

飲食店・カフェ

飲食店やカフェは、主婦や高校生でも働きやすい時間帯の募集が多いためアルバイト先として人気です。志望動機で押さえておきたいポイントは、以下の3つ。

  • 人が好き(接客が多い)
  • 長く続けられる(急に辞められると困るから)
  • 料理や食べることが好き

お客様と接する機会の多い仕事ですから、「人が好き」は大きなアピールポイントです。シフトを組んで、少ない人数で回しているお店がほとんどですから、長く安定して働ける人を探しています。この辺りを考慮して志望動機を練りましょう。

【例文】

  • 貴店にはよく家族や友人と食事にきていました。お客様に料理のことを聞かれたら大体の料理の説明をできるほど貴店のファンです。今回スタッフ募集を見てすぐに応募させていただきました。来店された方が笑顔になるような接客を心がけます。
  • このお店には外国の方もたくさん来店されますので、英語の勉強にもなると思い応募しました。私は留学を希望していまして、留学費用を自分で貯めるために3年間しっかり働きたいと思っています。お客様とのコミュニケーションを大切に、来店してよかったと思えるような接客をしたいと思っています。
  • こちらのお店で食べたピザがとても美味しく感動し何度も通っているうちに、働きたいと思うようになりました。スタッフやお客様の笑顔で溢れるこのお店の雰囲気が大好きです。子供も大きくなっていますし手がかかりません。できるだけ長く働きたいと思っています。

販売・接客

コンビニやスーパーなど小売店のレジ打ち、アパレル・雑貨店などの販売接客もアルバイトに多い職種です。接客業は飲食と同じく、人と接することが多い仕事です。

接客の経験があれば即戦力になりますので、好印象。
未経験でも「人が好き」「お店のブランドが好き」「店内の雰囲気が好きでよく利用する」など、そのお店を選んだ理由を具体的に付け加えればプラスポイントです。

【例文】

  • 他にも仕事をしていますので早朝シフトが時間的にありがたいなと思い応募しました。

  • 自宅から近く学校からの帰りに通いやすいので、シフトに多めに入れると思い応募しました。お店はよく母と利用させていただいています。いつも新鮮や野菜や食材が並んでいてスタッフの方々も明るくて親切なので私もここで働きたいと思いました。

  • 貴店のブランドが好きで、よく購入させていただいています。機会があればぜひ働いてみたいと思っていました。雑貨店の勤務経験はありませんが、前職ではアパレルで働いていたため洋服の販売経験はあります。

軽作業・物流・工場

工場での作業、荷物の仕分けやピッキング作業・配送など物流系は短期募集も多いアルバイトです。早朝・夜間のシフトもありますのでWワークしている方も多いですよね。警備やフォークリフトの資格があれば採用率も上がります。

また、工場や軽作業の募集では「一人で黙々と作業をするのが好き」などの志望動機もOK。販売や飲食ではマイナスポイントになりそうな志望動機も高評価です。

【例文】

  • 一人で黙々と作業をするのが好きです。手先も器用で細かい作業も苦になりません。小学生の子がいますので、学校が終わる時間には家に戻れるよう、自宅から近い貴社に応募いたしました。家族のサポートがありますので、土日祝日のシフトも入れます。
  • ECサイトの梱包・発送業務に従事した経験を活かせると思い応募させていただきました。お客様が箱を開けた瞬間、がっかりしないよう、丁寧な梱包を心がけます。即戦力を目指して頑張りますのでよろしくお願いします。
  • 学生時代はずっと運動部でしたので体力には自信があります。物流の荷出し業務の経験がありますので、荷物を丁寧に安全に運ぶことになれています。引越し作業は初めてですが、シフトに多く入り早く仕事に慣れるよう努力いたします。

アルバイト志望動機:履歴書の書き方注意点

最後に、アルバイト志望動機を履歴書に書く際の注意点を解説します。

明確にわかりやすく書く

志望動機は、「そこで働きたい理由」「応募した理由」が明確にわかるように書きましょう。長い文章は必要ありません。

主婦の場合、シンプルに「生活費の足しにするため」でも大丈夫です。働きたい理由がわかりやすく目的のある人の方が採用側も「長く働いてくれそう」と好印象を持ちます。

本音を隠そうとして「経験のため」「雰囲気が良かったので」など曖昧な動機は、「すぐに辞めてしまうのでは?」と感じマイナスポイントになりますので注意しましょう。

採用する側にもメリットがあるように書く

志望動機は、自分の都合だけを伝えず採用側にもメリットがあるように書きましょう。例えば、「自宅が近いので通いやすい」という志望動機は、「シフトに多めに入れる」を追記することで、採用側のメリットになります。

「時給がいいから」というケースでは「住宅ローン補てんのため」など具体的な理由を伝えることで、働く意欲を感じ取ってもらえるでしょう。

「人と接する仕事が苦手」は、「一人で黙々と作業することが好き」に変換できます。

あなたを採用するとどのようなメリットがあるか?を意識して志望動機に盛り込みましょう。

まとめ

この記事では、採用されやすい!アルバイトの志望動機の書き方について解説しました。アルバイトの志望動機は、自分の都合や条件を全面に出すのではなく、働く理由をしっかりと明確に書くことた大切です。また、本音をうまく変換して採用側にメリットがあるように書くのもポイント。「自宅から近い」というよくある理由も、「通いやすく長く働ける」と書くことで採用側のメリットになります。この記事の例文を参考に、働く理由と目的が明確な志望動機を作成してみてください。

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