リスティング広告について「平均費用が知りたい」「相場はいくら？」「みんなどのくらいの広告費をかけてるの？」と気になっていませんか？
リスティング広告は1000円から出稿できて、予算を自由に決められるため、目安となる数値がないと、一体いくらかければいいのか困ってしまうでしょう。これからリスティング広告をやる人にとって、平均費用や相場を知ることは、予算決めの重要な指標になります。
そこでこの記事では、リスティング広告の平均費用・相場や広告費の決め方・注意点などをまとめて解説します。
リスティング広告を初めて出稿される方は、ぜひ参考にしてみてください。
リスティング広告の平均費用・相場・目安は？
リスティング広告にかける費用は、中小企業の場合、月額約10万円〜100万円が相場となっています。こちらはあくまでも目安で、会社の規模、業界、商材により異なります。
20万円前後からスタートし、成果を見ながら徐々に増額していくパターンが最も多いケースです。
大手の場合は初動から月100万円ほど予算確保していることも少なくありません。
リスティング広告の平均費用は最低30万円必要との噂もありますが、それは運用を代行する多くの代理店が、最低出稿金額を30万円〜と設定していることが影響しています。実際、自分でリスティング広告を出稿する場合は、1000円からスタートできますし、最低金額も定められていません。
リスティング広告にかかる費用は広告費と代理店手数料の2つ
リスティング広告は、クリックされたときに費用がかかる「クリック単価型」広告です。自分で運用する場合は、この費用しか必要ありません。
しかし、はっきり言いますと、リスティング広告で成果をあげようと思ったら、知識や経験がないと無理です。
多くの企業が、リスティング広告の運用を代理店に依頼します。そこで発生する費用が、代理店への手数料です。
リスティング広告代理店へ依頼する場合、広告費に対して約20％〜の運用手数料がかかるのが相場です。例えば、月額100万円の広告費をかける場合、その20％の20万円が運用手数料となります。
リスティング広告費の効果的な決め方
リスティング広告の費用の決め方を解説します。
キーワードから算出する
広告費は、Google広告のツール、キーワードプランナーを使って、あらかじめ決めていたキーワードの月額予算から決めるのも1つの方法です。
例えば、商材が酵素ドリンクで狙うキーワードが
- 酵素ドリンク おすすめ
- 酵素ドリンク 人気
- 酵素ドリンク 比較
とします。
キーワードプランナーにキーワードを入力し
開始ボタンを押します。
すると、このように予測が表示されます。
クリック単価252円、コンバージョン率が1％の場合は、
252÷1％＝25200円となり、10個売るのに252,000円の広告費が必要になります。
目標CPAから算出
2つ目の方法は、目標CPAから算出する方法です。
CPAとは、Cost Per Acquisitionの略で顧客獲得単価とも呼ばれています。コンバージョン１件獲得するのに必要な広告費のことです。
算出方法は、販売価格、原価、獲得したい利益から計算します。
例えば、35,000円の教材セットの原価が6,000円、獲得したい利益が12,000円とします。
この場合、35,000円（販売価格）ー6,000円（原価）ー15,000円（獲得したい利益）＝15,000円となり、１コンバージョンにかけられる費用（CPA）は15,000円です。
CPA15,000円を超えると利益が薄くなります。逆に15,000円以下の場合、CPAが低くなり利益率が上がります。
先ほどの教材セットを50セット売りたい場合、広告費は以下のように計算します。
15,000円（目標CPA）×50（目標コンバージョン数）＝750,000円（広告費）
リスティング広告費を決めるときの注意点
リスティングの広告は、誰でも簡単にスタートできる反面、気をつけなければならないポイントがいくつかあります。広告費を決めるときに注意しておきたい点を解説します。
費用の上限を決めておく
リスティング広告は配信前に、広告費用やCPAの上限額を決めておきましょう。
「CPAを〇〇円超えたら配信停止する」など、あらかじめ金額を決めておき、それ以上馬わわったら配信停止、他の広告を検討するなど定めておくと安心です。
効果が出ていないにも関わらず、広告費をダラダラと使ってしまうような効率の悪い運用は絶対に避けましょう。
業界によってはクリック単価が高い場合がある
リスティング広告は1クリック100円前後のものから、なんと業界によっては5000円を超えるものもあります。金融系、転職系はクリック単価が高く、採算が合わない場合がありますので注意しましょう。
リスティング広告ではなく他の方法で集客する方が、効率が良く費用対効果もいい可能性があります。
費用対効果が合わない時はすぐに停止する
広告を配信したものの、なかなか成果が上がらず費用対効果が合わない場合は、すぐに広告を停止しましょう。改善方法がわからないまま、いつか成果が上がるだろうと構えていては、広告費がもったいないです。
繰り返しますが、リスティング広告の運用は知識や経験がいるもので成果をあげるには様々な手法が必要です。リスティング広告で成果をあげたい場合はプロに相談した方が、確実です。
リスティング広告の費用に悩んだらプロに相談しよう
リスティング広告を成功させる最も効率のいい方法が、リスティング広告代行会社に依頼することです。リスティング広告は、簡単にスタートできるイメージがありますが、運用がとにかく難しい。成果を出すためには知識や経験が不可欠です。
キーワードの設定から適正な広告費の算出、入札価格や広告文など、設定するものが多岐にわたります。
素人がいきなりスタートしたからといってすぐに成果が出るわけではありません。
やっと広告を配信しても、運用や改善、頻繁に行われるアップデートに対応する必要もありますし、成功させるにはかなり難易度の高い広告です。
せっかく広告費をかけるのですから、手数料をかけてでも失敗しないようプロの手を借りましょう。この項では、リスティング運用に強い代行業者をいくつかご紹介します。
株式会社ハピスキ
東京に事務所を構えるハピスキはリスティング広告運用を得意とするマーケティング会社です。リスティング広告運用で成果が出ると評判。キーワードの選定、予算の相談、CPAの決め方から広告出稿・運用・解析までトータルでサポートしてもらえる会社です。
担当コンサルタントは、一人ひとりに実績と知識が備わっていますので、安心して運用を任せられます。
これからリスティング広告をスタートさせたい方、まだ決めかねている方、すでに運用しているけど成果が出ていない方におすすめです。
スリーカウント株式会社
静岡県にあるスリーカウント株式会社は、リスティング広告運用、ホームページの作成、webサイト改善コンサル事業を展開する会社です。
静岡県内の取扱い高NO.1で、広告効果の分析と改善力に優れています。
導入実績150社以上、静岡県以外でも依頼可能です。
ASUE（アスエ）株式会社
ASUE（アスエ）株式会社は、名古屋に本社があり、東京・大阪にも支社を構えるインターネット広告事業大手の会社です。リスティング広告をはじめ、Line広告、SNS広告、動画などネット広告に関する総合的なサポートを期待できます。
広告の他、LP制作やWebマーケティング事業も展開。すでに広告を運用している人のための「広告アカウント診断」で成果が上がらない理由や改善点をレポートで提出してもらえます。
