これからリスティング広告をスタートするあなたは、「リスティング広告自分でやる方法は？」「おすすめの勉強法が知りたい」「リスティング広告のセミナーに参加したい」などの疑問をお持ちではないでしょうか？
リスティング広告は、代理店に出稿・運用を依頼できますが、自分でも気軽に始められます。と言っても、いきなり広告出稿からスタートするのはハードルが高いですよね。
そこでこの記事では、リスティング広告初心者さんにおすすめの勉強法やセミナーをご紹介します。リスティング広告を自分でやるメリット・デメリットも解説しますので、これからリスティング広告に取り組むweb担当者はぜひチェックしてみてください。
リスティング広告を自分で始めるには？おすすめの勉強方法
リスティング広告は、思っているより簡単に始められるネット広告です。すぐに始められて、いつでも止められるところがメリットです。
容易に始められる反面、成果が上がらず運用に失敗し、辞めてしまう人も少なくありません。リスティング広告は、最初に基本的な概要やシステム仕様を理解して、キーワードの選び方、広告文言の作成方法などの情報を得てから始める方が、成果を見込めます。
そこで、初心者がリスティング広告をスタートする前におすすめの勉強法をご紹介します。
本で基礎知識を学ぶ
リスティング広告の基本を学ぶには、本が手軽で理解しやすいでしょう。
おすすめの本をご紹介します。
- いちばんやさしい[新版]リスティング広告の教本
これからリスティング広告を始める人に向けた基本書。各分野の第一線で活躍する著者陣が教えるノウハウを学べる。絵や図が多くわかりやすい。 - リスティング広告のやさしい教科書
リスティング広告の基礎知識から出稿方法、広告の最適化や事例が載った本。すでに運用して効果が出ていない人にもおすすめ - 新版 SEM:リスティング広告 Googleアドワーズ＆Yahoo!リスティング広告対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則
リスティングの基本からコンバージョンにつなげるLPの法則、リスティング広告の分析方法まで網羅した1冊。
本を読みながら実践できますし、正しい順序で進められますので、リスティングの基本を学ぶ際には最適です。すでに運用中の方、諦めてしまった方ももう一度基本から学べば今までとは違った成果が見込めるかもしれません。
インターネットの情報をチェック
リスティング広告を学ぶにはネットの情報も大切です。
少し難しい用語が使われていて初心者は戸惑うかもしれませんが、Googleが提供するサービスは目を通しておきましょう。
Google広告のマニュアルのような存在です。出稿から運用中、わからないことがあればここを確認。リスティングの基本情報からよくある問題まで細かく解説されていて便利です。
- Google広告ヘルプコミュニティ
運用中、困ったことがあればこのコミュニティに質問して解決することがあります。Google社員が回答するのではなく、コミュニティに参加している人たちが質問に答えてくれます。みんな同じような問題に直面しているため学びも大きく、情報も活用できますから、定期的にチェックしたい場所です。 - Google広告スキルショップ
Googleの認定資格が取れるスキルショップです。eラーニングがあり、様々な広告ついて学べる場所です。勉強のついでに資格をとってみるのもおすすめ。 - Yahoo! 広告ヘルプ
Yahoo広告のマニュアルのような場所。広告管理ツールの基本的な操作や広告の作成方法、レポートの作成や広告品質に関する情報など、役立つ情報が満載です。
YouTubeもわかりやすい！
最近は、リスティング広告運用代行業者や個人で活躍するマーケター、コンサルタントがyoutubeで情報を提供するチャンネルも増えてきました。
活字ではわからなかったことも動画だと理解できることがあります。本を読む時間がない人は、youtubeで勉強するのもおすすめです。
リスティング広告でわかりやすいチャンネルを3つご紹介します。
- マーケティング大学 by桜井茶人
web広告（リスティング広告の）職人である桜井茶人氏のチャンネル。リスティング広告に関する動画がいくつもアップされていて非常にわかりやすいです。 - StockSun-WEBコンサルティング-
webコンサルティング会社StockSun株式会社代表の株本祐己氏がwebマーケティングに関する情報を提供。リスティングに役立つ動画もあります。短い動画が多いので空き時間にサクッと視聴できます。 - インフィニティチャンネル Webマーケティングを学ぼう!
デジタルマーケティング事業を展開する株式会社インフィニティエージェントが提供するwebマーケティング動画。リスティング広告の成約率が上がるノウハウや施策も動画にしています。
リスティング広告を自分で始めるには？おすすめのセミナー
リスティング広告を学ぶには、セミナーもおすすめです。現在はコロナの影響で対面式セミナーが中止になっていますが、オンラインセミナーはたくさん開催されています。
オンラインは、会場まで移動しなくていいので気軽に受けられますし、対面より料金も安めまたは無料開催もありお得です。これからリスティングを始める方におすすめのセミナーをご紹介します。
２時間でリスティングのプロ！初心者向けマンツー講座【オンライン可】
リスティング広告運用5年の集客コーディネーター間瀬 雄大氏によるリスティング広告のマンツーマン講座。
リスティング広告運用のための広告媒体の登録から広告文の作り方、広告出稿までレクチャー。最小限のコストで最大限の効果を発揮するノウハウを学べます。
【セミナー概要】
| 申し込み | 2時間でリスティングのプロ！初心者向けマンツー講座 |
| 費用 | 5,000円 |
| 開催形式 | オンライン |
アナグラム株式会社
SEMコンサルティングのアナグラム株式会社では定期的に様々なセミナーが開催されています。
リスティング広告運用会社ならではの実践的なセミナーは、書籍やネットの上では得られない貴重なものです。セミナー情報は随時、HPで告知されますので見逃さないように定期的にチェックしておきましょう。
【セミナー概要】
| 申し込み | アナグラム株式会社セミナーのお知らせ |
| 費用 | – |
| 開催形式 | オンライン |
リスティング広告を自分でやるメリット
リスティング広告を自分でやることで得られるメリットは2つあります。
代理店費用がかからない
1つ目のメリットは、リスティング広告の出稿や運用を代理店に依頼する際の費用がかからないことです。自分で運用できれば、代理店に依頼する必要があります。
リスティング広告の費用対効果はもともとかなりいいのですが、代理店費用がかからなければさらに利益率が上がります。浮いた分をリスティング広告やコンテンツ制作に投資でき、売り上げもさらに伸びるでしょう。
経験とノウハウが蓄積される
2つ目はノウハウが蓄積されることです。代理店に運用を依頼すると、成果が上がってもノウハウが蓄積されず、ずっと代理店頼りになってしまいます。
しかし、自分で試行錯誤しながら運用に成功すれば、ノウハウや経験は自分のものです。培ったノウハウは、お金を出して買えるものではありませんので財産になります。
リスティング広告を自分でやるデメリット
リスティング広告を自分でやるデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。スタートする前にしっかり認識しておきましょう。
成果がでない
リスティング広告を自分でやる最大のデメリットは、「成果が上がらない」ことです。リスティング広告の成果は、運用者の腕次第！
せっかくスタートしても、知識や運用経験が乏しければ、適切な施策ができず成果に結びつきません。運用を成功させるには、熟練した知識と経験が必要です。
リスティング広告は始めるのは簡単ですが、成果を出す運用や分析は本当に難しいものです。それなら、成果の出る確率が高いが上がる代理店に依頼した方が効率的だと考える企業も多いでしょう。
改善方法がわからない
先述しましたが、リスティング広告の成功への近道は、分析と施策の繰り返しです。Googleなどの管理画面を見ながら、様々な改善方法を打つのが大切ですが、初心者にはどこを改善すればいいかわかりません。
改善方法がわからないまま、コンバージョンも取れず広告費だけが嵩んでいきます。
出稿や運用の手間がかかる
リスティング広告の出稿や運用は、素人が片手間でできるほど甘くはありません。キーワード1つとっても効果につながるノウハウがあり、広告文の作成方法によっても費用対効果が変わってきます。
出稿や運用に手間がかかることもリスティング広告を自分でやる大きなデメリットです。
まとめ
この記事では、リスティング広告を自分でやるために役立つ勉強やセミナーをご紹介しました。リスティング広告は、簡単で少額から出稿できるため参入ハードルは低いです。しかし、知識なくスタートしても成果が上がらず、辞めてしまう可能性が高いでしょう。これからリスティング広告を始める人は、本やyoutubeなどで基礎知識を勉強しつつ、セミナーに参加して実践的なノウハウを得ることをおすすめします。
自分でやれば、代理店費用がかからず費用対効果がさらにアップしますが、知識がないため成果が上がらないことも考えられます。また、出稿には手間もかかり業務に支障をきたす恐れもあるでしょう。困った時はやはりリスティング広告に強い代理店に依頼することも視野に入れておくと安心です。
リスティング広告代理店に関する情報はこちらの記事でまとめています。
