介護からプログラマーに転職するには?3つの方法をご紹介します。

介護からプログラマーに転職するには?3つの方法をご紹介します。

介護のお仕事は1番、過酷な職業と言えるかもしれません。

老人のお世話は重労働ですし賃金も上がりにくい…。

私の母は長年、介護士をしています。

そして元夫はプログラマーでした。

この記事は介護士とプログラマーを近くで見てきた実体験を元に書いています。
母の年齢は70歳です。
もはや介護される側の年齢ですが、とても楽しそうに働いています。

介護業務の話を毎日の様に聞いて育った私は、人の役に立つ素晴らしい仕事だと思う反面、到底自分には出来ない過酷な仕事だと思いました。

介護職から転職を考えるのは当然です。

このサイトを見てくださっているあなたは、介護士からの転職でプログラマーを検討しているのでしょう。

プログラマーへの転職、ぜひ前向きに進めてください!

ここでは、プログラマーのなり方、大変な所などをご案内していきます。

選定に、お役立てください。

介護からプログラマーになる上で大変なところ

介護からプログラマーを目指す上で大変な所とはなんでしょうか?
詳しくご説明していきます。

集中力が必要

コツコツとした作業や勉強を続ける持続力は集中力がないと持ちません。

プログラマーは、プログラムに関する専門知識を身に付ける為、コツコツと学び続ける必要がありますし、作業の多くは自分一人で行う為、最初は特に失敗してはやり直すという事の繰り返しです。

プログラマーには集中力が不可欠です。

介護職はお年寄りの身の回りの安全に気を配る、一つの事というより周囲全体に神経を使ってきたのではないでしょうか。

体力と根気が要る所は、介護職とプログラマーは共通しています。

プログラマーへ転職すると、より集中力が必要になる覚悟を持っておきましょう。

プログラムの知識を習得すること

プログラマーとは『プログラミング言語』を駆使してプログラムを作り、世の中で使われる様々なシステムを作る職業です。

プログラミングとは、コンピューターにしてほしい仕事を書き出した、コンピューターへの指示書のようなモノです。

未経験で、どのようにプログラミングの知識を習得すれば良いのでしょうか。

まず独学については下記の『プログラマーになる方法』の項目の中でも詳しく記述していますが、書店で参考書を読んで勉強する、という方法はおすすめしません。

では、どのように習得していけば良いのかというと、ご自分の年齢で選択肢は変わります。

20代の場合
1:エンジニア専門の転職エージェントに登録し、相談・情報を集める。
2:無料や就職保証付きのプログラミングスクールで学ぶ。
3:IT業界未経験OKの企業に就職する。

この方法をオススメする理由は、専門の転職エージェントに相談する事で、どの分野のプログラミングを学んでいきたいのか、進みたいのかが明確になります。
多くのIT企業が募集をしている未経験OKの求人募集は20代へ向けてのものです。
年齢が若ければ、未経験でもIT企業へ就職し現場で習得を目指す事もできます。

30歳以上の場合
1:エンジニア専門の転職エージェントに登録し、相談・情報を集める。
2:プログラミングスクールで勉強してIT企業に就職する。
3:独学で勉強して、フリーランスになる。

30歳を過ぎると、就職は厳しくなり転職できる道が限られます。
就職が若年層に比べて不利というだけで、もちろん無理ではありません。


転職活動はうまくいかず、副業フリーランスで気持ちを維持
実績も作れて本格的に就職活動をはじめたものの、そう簡単にはいきませんでした。
就職活動が長期になってしまい10ケ月以上かかってしまったのです。
しかしモチベーションが低くなることなく、全く焦っていませんでした。
フリーランスとして副業で稼いでいたからです。
会社を辞めて、フリーランスに移行してもいいなぁと思っていた矢先、企業に拾ってもらい、現在は正社員としてリモートワークで働いています。
(出典:【体験談】35歳プログラマー未経験からの転職。IT業界でエンジニアになるために必要なこと)

介護からプログラマーになって楽しくなること

プログラマーに転職すると、楽しく感じられる要素がたくさんあります。

ゼロからサービスを作る事・PC1台で仕事ができる・自分の作ったサービスが世に出る等です。

詳しく説明していきます。

0からサービスを作り上げること

プログラマーは何もない所からプログラム言語を用いて、サービスを作り上げます。

ゲームやアプリが出来た時は、それまでの苦労が吹っ飛ぶほどの喜びがあるそうです。

私の元夫がプログラマーをしていました。

自宅でゲームやアプリ、商業用ツールを作っていましたが完成した時は本当に嬉しいそうです。

作り上げる喜びを知ると、バグ(不具合)を見つけてもニヤニヤと笑みがこぼれます。

ちなみに元夫は中卒で理容師や営業職を経て、ほぼ独学でプログラマーになりました。

当時の年齢は29歳、十分若いですが世のイメージはもっと若くなければチャレンジ出来ないと思われがちではないでしょうか。

しかし、他業種からプログラマーになる人は、珍しくありませんし、社会人向けのプログラミングスクールもたくさんあります。

自分で作り上げるという醍醐味・喜び・楽しさがプログラマーにはあります。

迷っている方は、ぜひチャレンジして欲しいです。

自分の作ったサービスが世に出た時

自分で作り上げた商品が日の目を浴びる時、それまでの苦労が報われる最高潮に嬉しい時でしょう。

あなたの作った商品が誰かの役に立ち、楽しませて幸せにしているかもしれません。

アプリやゲームは生活に身近なモノで、常に関わっていると言えます。

そんな風に、作り終わり手元を離れても生き続けるサービスを作る仕事はやりがいもあります。

パソコン1台あれば、仕事が出来る

会社に入社した場合は会社の規則や働き方にもより、仕事に制限があるかもしれません。

しかしプログラミングはPCとインターネット環境があれば仕事ができます。

自分の家や、カフェ、旅先などで仕事をすることも可能です。

家族のそばに居たい・旅行にいきたい・好きな所に住みたいなどの希望が叶えられるのは魅力的ですよね。

将来は会社に通勤したくない、自宅で仕事したいと考えている方にオススメです!

介護からプログラマーになった方がいい、向いている人の特徴

介護からプログラマーに転職することを、おすすめしたい人の特徴をあげます。
詳しくご説明していきます。

身体を動かす仕事よりも、デスクワークがしたい

プログラマーは、デスクワークがほとんどです。

PCに向かい、コード(プログラム)を書き続けます。

デスクワークで、コツコツと業務をしたいという方に向いていると言えるでしょう。

体力維持や健康の為には、勤務以外の時間を活用して運動などをした方が良いですが、仕事中は、常にデスクワークになります。

1つの事に集中したい

上記の特徴と重なりますが、デスクワークで長時間プログラミングを書く作業はかなり集中力を要します。

これまでの人生で、ゲーム、漫画、本、スポーツ何でも良いので集中して続けた経験がある人は、プログラミングに向いている素質があるといえます。

集中してコードを書く作業は、向き不向きが出ます。

一見、出来そうと思われがちですが、いざやってみると集中力は続かないものです。

集中力はプログラマーにとって非常に大きな長所となります。

何事も深くよく考える

よく考える力は、プログラマーに必要な要素です。

どのような力なのかというと、プログラムを構築する中で『このようなコードを打つと、どのように動作するのか』『もっとシンプルにコードを記述できないか』など、先の事を想像する力です。

他に、不具合が起こった場合には不具合の原因を論理的に解決していく力も必要になります。

不具合が起こった時、どこを修正すればよいのか、冷静に順序立てて考えていく論理的思考は、徐々に身に着けていきたいスキルでもあります。

論理的に考えようと意識して行動する力があれば、十分に向いています。

介護からプログラマーになる方法

介護職からプログラマーになるのは以下の方法があります。
詳しくご案内していきます。

独学で勉強する

書店で販売されている参考書やネットの情報だけで、プログラミング言語を学習するのは、挫折しやすい為、工夫が必要です。

やはり何も知らない無知の状態から参考書だけで勉強しようとしても理解しにくいです。

そこで、取り入れて欲しいのが動画を観ながら学習が出来るプログラミング講座サービスの活用です。

オススメできるものを2つピックアップしました。

Skill Hacks:丁寧で分かりやすいのでオススメです。
作者の迫さんは、12~60歳まで幅広い指導経験を持ち、スクール講師を現役でされています。
専門用語の解説も丁寧ですし、わからない部分は無制限に質問が出来ます。
分からない事を教えてくれる人は、プログラミングの独学には必要です。

ドットインストール:プログラミングに慣れてきた頃に、オススメしたい講座です。
初心者には、少しスピードが早く感じられるかもしれません。
プログラミングに慣れてきて、ワンアップしたい時にオススメです。

フリーランスでの活動の仕方で、オーソドックスなのは自分で営業するという事です。
受注先の具体例は、会社員時代からお付き合いのあるクライアントや、友人、知人の紹介です。
その他、ブログやHP等を作成し、宣伝するなどでしょう。

転職エージェントを使う

20代前半でプログラマー未経験であれば、未経験でも応募を募っている企業に就職する事を狙う手もあります。

しかし、何の知識もなく入社するよりも勉強してからの方が、安心できると思います。
知識がないまま入ると、わからない事が多すぎて気苦労するでしょう。

プログラミングの授業を受けられて転職サポートをしてくれるエージェントもあるので、出来れば勉強をしてから入社できる体制をオススメします。

DMM WEBCAMP…転職保障付き、無料カウンセリングがある。

ProgrammerCollege …無料のプログラミングスクール。就職・転職支援もあり正社員就業率が96.2%



企業に直接応募する

プログラミングの勉強をしてから入社したい企業に直接コンタクトをとり、応募する。

お目当ての企業が求人を出していた場合、直接コンタクトをとり、応募するのも良いでしょう。

ただし、転職エージェントを通した方が、転職に有利である場合が多いです。

理由は配属先の希望や年収の交渉がしにくい・企業の内情や仕事内容などの理解が浅いままになってしまうという事もあるからです。

転職エージェントを通す事で、年収の交渉など本人同士ではやりにくい事も有利に進めやすくなります。

企業や仕事の内容など、転職エージェントには細かい情報がある為、出来る限りの情報を聞いてから進めて行った方が将来の為にも良いでしょう。

ホワイトな介護職に転職するのもあり

介護職は誰でもできる仕事ではありません。

仕事自体が好きだが、職場環境や人間関係が原因で転職を考えているのなら、介護職は辞めず職場を変えてみてはいかがでしょうか。

介護職で転職した事案などをもとに、ブラック企業の見分け方をご紹介します。
以下の項目で当てはまっていれば、ブラックの可能性が高いです。

気になる介護職の案件を見つけた時、こちら4つの項目に当てはまっていないか、チェックしてみてください。

●周辺の事業所に比べて給与が高すぎる。
●スタッフの挨拶や笑顔が少ない。
●即日内定すぐに勤務開始を求めてくる。
●絶えず求人情報を出している。

また、ホワイト職を紹介している介護職の転職エージェントもあるので、それを使ってみるのもありでしょう。

ホワイト職を紹介してくれる介護職の転職エージェント



まとめ

介護職からプログラマーへの転職。
未経験でもプログラマーになれるチャンスは十分にあることがわかりました。

ただし、独学よりもプログラミングスクールで学んだ方が、無理なく学習しやすい。

どうしても独学を選ぶ場合はプログラミング講座サービスを活用してください。

プログラミングスクールの中には、転職サポートが厚い所もあります。

介護職の仕事自体が嫌いで退職するわけでないのなら、職場を変えてみる事も検討してください。

ブラック企業に共通する4つの事に注意してください。

あなたの転職活動が未来を明るくしますように。

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