【例文付き】面接志望動機は何分で答えるべき?適切な長さは?志望動機のまとめ方もやさしく解説

【例文付き】面接志望動機は何分で答えるべき?適切な長さは?志望動機のまとめ方もやさしく解説

面接で必ずといってもいい程質問される「志望動機」。

用意していた志望動機を、いざ面接時に言おうとするとしどろもどろになってしまう…

このような経験をした方も多いのではないでしょうか。

就活生時代の私も面接官に志望動機を聞かれた時は、どのようなことを何分で話せばよいのか分からず冷や汗をかいた記憶があります。

しかし、かつての私のように面接が苦手な人でも、大丈夫。

何分どのように伝えれば良いのかをきちんと把握&整理すれば、誰でも説得力のある回答を作れます。この記事では、自信をもって面接に臨めるよう、志望動機の長さの解説と、簡潔にまとめる方法を紹介します。

特に、

・志望動機の適切な長さがわからない

・志望動機の簡潔なまとめ方がわからない

このような方は是非この記事を参考にしてください!

面接の志望動機の長さは何分が適切?

面接の様子

結論からいうと、面接時の志望動機の適切な長さは『2分~3分』です。

理由は

①簡潔に意見がまとまる

②相手に伝えるための感情表現ができる

この二点です。

如何にシンプルに意見をまとめて(①)、面接官に分かりやすく伝えることが出来るか(②)が合格のカギとなります。

ここで注意したいのは、「あなただけの志望動機」をつくること。今までの経験と向き合ってつむぎだした独自の志望動機こそが、説得力のある回答に一番重要な要素なのです。

いよいよ次項でまとめ方をご紹介します!

面接の志望動機を簡潔にまとめるポイント

志望動機書く就活生

ここでは、志望動機を誰でも簡単に作成できるように3ステップでご紹介します。

まだ志望動機が不完全な人はステップ1から、志望動機を面接用に微調整したい方はステップ2から始めてみてください。この方法を実践すれば、きっとあなただけの素晴らしい志望動機が出来上がるはずです。

以下の順序に従って、是非唯一無二の志望動機を練り上げてみてくださいね!

ステップ1:志望理由を思いつくだけ書き出し、自分の考えを把握

まずは自分の考えを把握するために、志望理由を書き出してください。これは、「ジャーナリング」と言う思考の整理方法で、科学的にその効果が認められています。

ジャーナリングのメリットは、自分の考えを可視化して把握できることです。自分の考えを把握すれば、面接の限られた時間でも、自分の考えを簡潔に伝えられるようになります。

なぜ志望するのかは人によりますが、例えば

・○○な事業に携わりたい

・企業理念の○○な部分に共感した

・○○な働き方や社風に魅力を感じた

・自分の○○な将来像を、入社したら実現できると感じた

このような点から考えてみてください。もちろん上記の点以外にもどんなことでも構いません(面接官に入社後の活躍を想像させるような要素をおすすめします)。

この際に、「なぜ○○な事業や理念に魅力を感じるのか」というあなたがなぜそう思うのかも考えてみましょう。

これが、面接で志望動機を深掘り質問をされたときに、自分の思考を説明できる、説得力のある回答になるのです。

とても難しい部分ですが、一度志望動機の核を考えれば就活の軸や志望業界の指針にもなります。今後の就活が飛躍的に楽になるので、是非試してみてくださいね。

ステップ2:自分の考えを取捨選択し、何を面接官に伝えるのか決める

次に、自分の考えを取捨選択し、なにを面接官に伝えるか決めてください。

ステップ1で書き出した案から、1~3つを目安に、より強く、深く自分の考えを説明できるものを採用するのがいいでしょう。

なにを伝えるか決めたら、

自分の考えを箇条書きのまま、1分~1分半で説明する練習をしてください。

「私が御社を志望する理由は二つだ。一つ目は○○な理念に共鳴した。なぜなら△△であるからだ。次に、、、、」

このように実際に声に出して、自分がどんな志望動機を言うのかを言い聞かせることで思考を整理出来ます。

箇条書きを読み上げるだけでも大丈夫です。

なにを話すのか落ち着いて確認しましょう。

この練習の重要ポイントは、面接で相手に伝えるキーワードを自分の頭に焼き付けることです。

キーワードを把握しておけば、本番でキーワードを繋ぐだけで簡単に、そしてより臨場感のある回答が出来ます。

用意した回答を暗記してそのまま暗唱するように伝えるのは、よくある面接の失敗例です。

説得力のある回答に必要な感情表現を盛り込めるよう、是非練習してみてください。

多少ぎこちなくても、面接官はあなたの言いたいことを汲み取ってくれます。

ステップ3:伝えるキーワードを繋げて、スムーズに相手に伝わるようにする

ステップ2を終えたら、あとは多少ブラッシュアップするだけ。

箇条書きの説明を、相手に説明する口調に変えて2分~3分で説明する練習をしてください。

ステップ2の例を用いると、

「私が御社を志望する理由は二つあります。まずは御社の○○な理念に大変共鳴しました。というのも私は○○という理念のもと事業を展開する御社でこそ△△が実現できると考え、、、」

と言う風になります。「熱意」は意外にも何を言うかよりも、どのように言うかが直接影響したりするものです。

面接官に「自分の考えを分かってほしい!」という姿勢が伝わるような口調を心がけて説明の練習をしてみましょう。

面接の志望動機の長さは200文字までに!例文紹介

ビジネススーツの男性空ジャンプ

上記で志望動機は2~3分の回答がベストとお伝えしました。文字数にすると200文字程度がおすすめです。

200文字を実際に書いてみましょう。意外と文字数が少なくて言いたいことを全部伝えられないと感じませんか?

面接は相手に「伝える場」。言いたいことを詰め込むだけでは、良い志望動機とは言えません。伝えたいことをできるだけゆっくりと簡潔に伝えることを意識しましょう。

ここで、実際の例文をご紹介いたしますので、是非参考にしてください!

志望動機の例1:食品メーカー

私は人の三大欲求の一つである「食」を満たす喜びを支えたいと考え、食品業界を志望します。私の祖父が体調を崩し満足な食事を取れなかった際、食生活が人の幸せに如何に大きく影響するのかを痛感しました。御社は人々の健康に寄り添った食品開発に注力していると拝察します。健康寿命が叫ばれている昨今、食の面から人々のQOLを支える御社の事業に携わることで、祖父のような人の幸せを陰ながら支えたいと考えております。

(198字)

ポイント:

・最初の一文で、志望理由を簡潔に述べる。

・実体験を混ぜてオリジナリティを出す。

・独自の事業など、その企業でなければいけない理由を述べる。

志望動機の例2:損害保険会社

私が御社を志望する理由は二つあります。まずインフラのインフラとしてあらゆる人や企業が持つ潜在的なリスクを補償することで、彼らがグローバルに活躍できる舞台を創造し、社会発展を支えたいです。次に御社の社員の方とお話した際、誇りをもって業務に取り組まれる姿勢に感銘を受けました。御社は特にチャレンジ精神を大切にする社風があると感じ、高い志を持って働くことが出来ると考えた為、入社を希望します。

(193字)

ポイント:

・最初に志望理由が二つあると述べ、聞き手に分かりやすい説明にする。

・一点目に業界全体の大きな話、二点目に日常業務の小さな話をする。

・面接官が深掘りしたくなるような回答にする。(ここではどんなところに「チャレンジ精神を大切にする社風」を感じたのか)

面接の志望動機の長さに迷う時の相談先

就活悩み相談先

以上、志望動機の最適な回答長さや回答例をご紹介しました。

ここまで読んでくださったあなたは、自分の思考を言語化し簡潔に相手に伝えることが如何に難しいかお分かり頂けたと思います。

とはいえ、志望動機の長さや内容に自信がなく、自分の志望動機を実際に聞いてアドバイスをしてほしい方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、困った時にあなたが相談できる相手をご紹介します。

就活エージェント

就活エージェントは企業探しから面接のセッティング、面接後のフィードバックを一貫して行ってくれる民間の就活支援サービスです。

いわば就活のなんでも屋である彼らが、面接で行き詰ってしまった時に親身に相談に乗ってくれます。

そのほか就活エージェントを利用する利点は、エージェントが就活の相談に乗りつつあなたに合った企業を紹介してくれる点です。

第三者の目線から自分を分析してもらい、プロに適正を考慮しながら企業を紹介してもらえば、より自分にマッチした企業と出会う機会が増えるのではないでしょうか。

面接の志望動機の長さに悩んでいたら一度相談してみてください。

志望動機の長さに悩んだ時のおすすめ就活エージェントはキャリアチケットです。

キャリアチケットの特徴はアドバイザーによる手厚いサポートです。新卒エージェントランキングでオリコン顧客満足度NO.1を獲得しており、「内々定がでるまで真剣に向き合ってくれた」という先輩の声も。

サイトはこちらから:キャリアチケット公式サイト


大学のキャリアセンターや先輩

身近な相談先として、大学のキャリアセンターもあります。キャリアセンターには大学に届く独自の求人情報は勿論、ありとあらゆる就活情報が豊富にそろっています。

相談員に話したら有益な情報を得られるかもしれません。

また、先輩から就活支援を受けるのもおすすめです。

各大学には必ずと言っていいほどOBOGの支援団体があります。大学の先輩達がESの添削から面接練習まで幅広いサポートをしており、最も身近な就活経験者である彼らに相談すれば的確なアドバイスがもらえるはず。

大学別のOBOG支援団体でおすすめは、エンカレッジです。先輩がメンターとなって親身に相談に乗ってくれます。

サイトはこちらから:エンカレッジ公式サイト

OBOG訪問で先輩の声を聞きたい方にはビズリーチ・キャンパスがおすすめです。大学別にOBOGが登録されているので、安全に利用できます。

サイトはこちらから:OB/OG訪問ネットワーク【ビズリーチ・キャンパス】


まとめ

今回は、面接での志望動機の適切な長さや内容についてご紹介しました。

ぜひこの記事を参考に、あなただけの志望動機を作ってください!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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